変化は人と比べてではなく「自分の成長度合い」で判断する~糖質制限の経験から語る~
糖質制限でも、ダイエットとして「体重○○キロ減りました!」とか「ウエストが-○○センチ」というような変化は誰もが気にするところだとは思いますが、
変化を観察するときに大事なのは、「人と比べてどうこう」ではなく、「自分の中でどんな変化があったか?」ということです。はたからみれば瑣末で大したことのない変化だとしても自分自身が「これは大きな変化だ!」と感じれればこれ以上のことはありません。逆に常に人と比べることが習慣になっていると、仮に何か成長があったとしても、「まだまだ足りない」とか「あいつには抜かれたくない!」みたいに常に要らぬストレスを感じるようになります。これではいつまでたっても満足感を得ることはありません。
例えば私の糖質制限ダイエットの体験談でいうと、はじめてした糖質制限で実に様々な変化がありました。ざっと列挙してみると、
「コーラ、マック大好き」→「たまにでいいかなー」
「寿司はなくてはならない存在」→「寿司もたまにでいいかなー」
「肉を食うなら米もなきゃダメっしょ!」→「むしろ両方同時に食うのはキツイわー」
「毎日外食とかコンビニ飯食えるひといいなー」→「あの人たちマジで将来健康大丈夫か?」
「日本はコンビニとかスーパーいけば色んな食べ物がすぐに手に入るな。最高!」→「美味しそうなものは大体糖質やな。気をつけよう!」
以上のような変化が実践前後で起こりました。これって第3者視点では別になんの面白みもない些細な変化ですよね?でも僕本人としては世界観が大きく変わる変化でした。
しかもこれらの変化は気付かないうちに訪れたものでした。後になってふとしたときに気付いたという具合です。
私は、糖質制限を短期的に苦行的に我慢してやるのではなくて、もっと意味ある永続的な変化のためにやっていきたいし、そういうのを広めていきたいと思ってるんですが、
人と比べると中々長期化して習慣化していくのは難しいですし、逆に焦りや不安で即効性のあるものばかりに手を染めがちになってしまいます。だから、その意味でも「自分の成長度合い」で判断するってのが大事ですし、長期的にみると結局その方が成長もするし、何より楽しいです。人間が幸せを感じるのは昨日の自分よりも成長を感じたときだと思うんですよね。だからこの話は、何かと人と比較して自分の存在価値を測りがちな人にはかなり役立つ話なんじゃないかな。と思って書かせていただきました。