糖質制限実践記と研究

糖質制限の実践記と調べたことなどを紹介、そして糖質制限を通じて「生きる力」も身に付けていきたいぜ!という人のためのブログ

より多くの結果を望むのなら、より多くを観察する

 

糖質制限というと、どうしてもダイエットの手法の一つみたいなイメージが強いのではと思いますが、そうすると「体重の増減」や「脂肪が減ったか?」みたいな視点しか

持たないと思います。しかし、これはあまりに勿体ないことで糖質制限の実践を通してより多くの成果を望みたいのであれば、様々な視点で観察していくことが必要不可欠になります。

 

これは、糖質制限だけでなく、他のダイエット手法、健康法、ひいては人生の目標などにも言えることですが、色んな角度からの視点を持つことは色々メリットがあります。

1、最初にいえるメリットというのは、色んな視点例えばここでは糖質制限を例にすると、「体重が何キロ減ったか?」「脂肪はどのくらい減ったか?」「身体のシルエットやラインはどう変化したか?」などの他に、「肌の調子はどう変化したか?」「内臓の調子はどうか?」「メンタル面での調子はどうか?」「体の柔軟性はどうか?」「ストレスに対する耐性に何らか変化はあったか?」「睡眠の質や量に何か変化があったか?」etcというような具合に観察する対象、フィードバックをとる対象を増やすほど、

自分の変化がより体感できることで、「こんなところにも変化があったのか!」などの驚きやさらなるモチベーションアップに繋がるでしょう。

2、次のメリットというのは、色んな視点を持つことで、「このやり方、手法、目標が自分に合っているのか?」ということがよりチェックしやすくなります。

ダイエットの例を取り上げると、例えばあなたが極端なカロリー制限で痩せようとしたとして実際に実行したとします。この時に、「体重の増減」「脂肪の増減」は当然チェックしていくとは思うのですが、それ以外を全く観察していなかった場合、例えば

「体重も脂肪も減っているが顔色が悪い、やつれたような感じがする」という状態になっているときにも、「体重や脂肪」だけにしかフォーカスしていないので他の変化に気づくことが出来ません。このケースでいうなら、顔がやつれたり、顔色が悪くなっているのであれば、確かに脂肪は減っているかもしれないが総合的な健康という視点でみたら明らかにマイナスであるということが予測、確認できると思います。よって多くの視点を持つことは取り返しのつかない状況の遙か手前で、自分が発している危険信号などを察知できる可能性が高まるわけです。

 

では、どんな視点を持つと良いのか?それは結論から言うと、人それぞれ違います。

何故、人それぞれ違うかというと、その人によって目的が違うからです。

糖質制限一つとっても、ダイエットだけを目的にやる人もいれば、糖質を制限することでどんな変化が体に起きるのか?ということを実験したいからやるという人もいるでしょう。上記で言いました、糖質制限で「体重」や「脂肪の減り具合」だけにしか興味がない人は、ダイエット目的だから、それらの視点しか持てないというわけです。

人間は自分にとって重要でないものは、認識にすら上がりませんので、目的を達するのに必要な事しか観察しないのは当たり前ということです。

 

最初は人から教わった視点でフィードバックをとることは当然ありですが、時間が経つごとに自分だけの視点やポイントを持つことが大事ですし、楽しみがグンと増します。

 

そして、自分だけの視点を持つには、つまり自分だけの目的またはゴールというものが

必要になります。それが、同じことをやっているようで全く違った成果や結果になる

(成果とか結果とかいう言葉はなんとなくあまり好きじゃありませんが笑)ことのカラクリでもあります。

 

自分だけのオリジナルのゴールや目的を目指す過程で得た自分だけの視点や成果というのは、自分にしかない生きた知恵ですし、それを求める人に手助けをすることだってできるようになります。

 

糖質制限でも当然使えますし、他のどんなことにだって適用できます!

是非、試してみてください!